2014年3月13日  
 

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総理記者会見の女性通訳はどのように選ばれるのか?(3)

 2014年03月13日14:14
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女優の趙薇(ヴィッキー・チャオ)似の美人通訳・張京さん

○通訳としての印象・風格を練り上げ、「16文字」ルールにのっとり訓練

 1人前の通訳として、イメージ作りがまず大切だ。どっしりと構え、身なりを正しく整え、あくまでも主役ではなく脇役に徹する。とりわけ、両会記者会見といった厳粛な外交の席では、「切れ者」のイメージを押し出し過ぎてはならない。質素かつ控えめであると同時に、どっしりと構え、プロとしての威厳を失わないこと。総理の傍にたびたび登場する美人通訳はすべて、両会全体の注目の的となるためだ。

 2012年3月に開催された第11期全国人民代表大会第5回大会、開幕後最初に行われた記者会見に姿を見せた美人通訳の姚夢瑶さんは、ネットユーザーから、「小清新(清純派)」と呼ばれた。2013年3月に登場した女優の趙薇(ヴィッキー・チャオ)似の美人通訳・張京さんには、報道カメラマンが殺到した。

 通訳基準に関しては、周恩来・元総理が定めた「16文字」ルールがずっと採用されている。16文字ルールの内容は、「站穏立場、熟悉業務、掌握政策、厳守紀律(立場をしっかりわきまえ、業務に習熟し、政策を把握し、紀律の厳守する)」というものだ。通訳業務においては、「完璧・正確・合理的・明確」な通訳レベルに達していることが求められる。

 基礎訓練を着実に積み重ねるほか、突発的な事態に対応する臨機応変力も必要だ。2010年の両会で、当時の温家宝総理が長編詩「離騒」から「私の心が善しとすることを貫けば、九死を受けても悔いはない」という有名な詩句を引用したとき、通訳の張璐さんは、機転を効かせて素晴らしい通訳を行い大好評を博し、「時の人」となった。結局、真の実力が無くして、世界中の報道関係者の前で、総理の通訳を務めることなど不可能なのだ(編集KM)

 「人民網日本語版」2014年3月13日

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