○廊坊:北京・天津・河北エリアの共同発展モデル区に
廊坊市は、「北京・天津回廊」の一部であるという地理的な優位性を存分に活かし、北京と河北が共同で建設する北京新空港(首都第二空港)や臨空経済区の建設という好機を捉えることを目指している。生態・インテリジェンス・レジャー・ビジネスを「発展キーワード」として、現代サービス業、戦略的新興産業、北京との関係性が高い産業を大々的に発展させ、イノベーション型都市の建設に力を入れ、北京・天津・河北都市群の重要都市を建設し、北京・天津・河北共同発展における先行モデル区となることを目指している。
○石家荘:南部副都心を建設
北京・天津・河北都市群の建設において、石家荘市は南部副都心を、唐山市は東北部副都心をそれぞれ建設し、北京・天津の機能分散・協力体制を強化し、河北省中南部・北部の発展をリードする。
○【交通】:「30分通勤圏」を実現
旅客輸送専用線と都市間鉄道の建設を急ピッチで進める。保津(保定-天津)旅客専用線や石済(石家荘‐済南)旅客専用線などの鉄道建設を加速し、京瀋(北京‐瀋陽)旅客専用線や京張(北京-張家口)旅客専用線の敷設工事を年内に着工、京唐(北京-唐山)旅客専用線、京九(北京‐香港九龍)旅客専用線、環渤海湾都市間鉄道、張祟(張家口‐祟礼)支線、津石(天津-石家庄)旅客専用線、津承(天津‐承徳)鉄道など各プロジェクトの準備作業を推し進めることで、関連各区の中心都市と北京・天津が旅客専用線や高速鉄道で繋がり、快速鉄道ネットワークが形成される。
このほか、北京・天津・保定エリアの「同一都市化」を進め、公共交通機関としての軌道交通(地下鉄)の建設を加速させ、北京・天津と保定・廊坊を結ぶ都市間鉄道の年内着工実現に向け尽力する。通州-燕郊、大興-固安、亦荘-廊坊、房山-涿(タク)州を結ぶ都市間起動交通プロジェクトを計画に組み入れ、一日も早く着工し、「30分都市圏」の実現を目指す。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年3月28日