李克強総理は2日午前、オーストラリアのアボット首相と電話会談した。
李総理はアボット首相の慰問と情報提供に感謝。オーストラリアがマレーシア政府の要請に応じて消息不明機のインド洋南部海域での捜索の先頭に立ち、調整していることを称賛するとともに、オーストラリア人乗客の親族への慰問の意を表した。
李総理は「捜索活動は現在、さらに複雑な状況と困難に直面している。だがわれわれは手を緩めるわけにはいかず、ましてやあきらめるわけにはいかない。引き続き捜索に全力を挙げる必要がある。中国側は引き続きオーストラリア、マレーシアなど各国と緊密な意思疎通と協力を行い、捜索に全力を挙げると同時に、踏み込んだ調査を進め、取り組みを達成すべく共に努力する」と述べた。
アボット首相は李総理の慰問に感謝し、中国側の捜索活動を積極的に評価。中国、マレーシアなど関係各国との意思疎通や協力を強化し、全力を尽くし、捜索を一段と強化し、関係する事柄を共にしっかりと処理する意向を表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年4月3日