「私は世に尽くす優れた医師になりたい。WHOに入り、中国に派遣されたい。東西の医学知識を結合し、患者を治したい---これはおぼろげな夢ではない。しっかりと中国語を学び、中国への愛を着実に花開かせたい」。人民日報が伝えた。
このスピーチを語ったのは、ブリガムヤング大学、化学・生化学科に在籍中のパトリック・バジェットさん(音訳)(中国語名:白謙成さん)。第13回「漢語橋」世界大学生中国語大会ワシントン地区予選が12日、メリーランド大学孔子学院で開催された。全米6州、ワシントンD.C.からの出場者11人がスピーチを通じ、自らの中国の情、中国の夢を訴えた。
中国語学習は、白謙成さんの夢の実現を後押ししている。メリーランド大学のエミリー・張則さんは「漢語橋」を通じ、中国の親戚との温かい心の交流を願っている。米国生まれ、米国育ちのエミリーさんは幼い頃から、父親が2カ国語を話すことができ、中国帰国時に父が通訳してくれることを羨んでいた。エミリーさんは、言葉の壁から、病気の祖母の世話をした際、祖母の求めがわからなかった、と語る。「想い合っても、言葉の壁で一条の川を隔てたようでした。この川に橋を築きたい」
デラウェア大学代表のマシュー·ヴォスさん(音訳)は、孔子学院の先生が彼のために「魏同文」という中国語名を名付けてくれた上、中国を訪問させ、中国文化と奥深いふれあいをする機会を与えてくれたことに感謝している。ジョージ・ワシントン大学のアンジェラ・シャークさん(音訳)さんは、自分の性格が中国語名「安怡潔」に通じ合う部分を感じた、と語る。彼女も中国語学習のなかで新たな自分を発見した。
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