2014年1月6日  
 

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顔認証技術、戸籍の違法行為を効果的に防止 (2)

 2014年01月06日14:43
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 戸籍の申請・変更の際に提供した写真については、既存の戸籍・身分証写真のデータベースを照会することで、虚偽の身分情報の問題を発見できる。また公安部は逃走中の犯人リストに記録されている顔写真を、戸籍・身分証写真のデータベースと照合することで、犯人が別の身分を使い逃走することを防げる。

 統計データによると、両者が共同開発した顔認証システムは、北京・寧夏・青海省・浙江省・済南・漳州などで使用されている。記録された顔写真の数は1億1000万枚に、顔画像の比較により発覚した同一人物による異なる身分証の数は9万枚以上に達した。また逃走中の犯人と前科者の写真のデータバンクを比較することで、130人以上の犯罪者・容疑者を捕まえた。

 通関の現場でも、同技術が活躍できる。

 カードでドアを開き通路に入り、画面の顔認証を終えると、ドアが開き通路から離れることができる。北京西駅に位置する北京鉄路出入境辺防検査ステーションでは、「香港・澳門住民の大陸部往復通行証」を持つ香港・澳門の観光客は、4ステップのみで通関を完了できる。

 同システムは指紋認証、顔認証、人によるチェックを結びつけ、通関の効率を大幅に高めた。そのうち顔認証技術は、清華大学から提供された。この手段は写真のすり替えや替え玉などの違法行為を効果的に防ぎ、かつ通関の効率を大幅に高められる。計測によると、自動通関にかかる1人平均の時間は6−12秒で、人の手により通行証をチェックした場合は平均30秒となった。

 同システムはすでに深セン・珠海・北京・上海・広州などの税関・空港・駅などで幅広く活用され、400本以上のルートを構築しており、多くの手間が省かれた。(編集YF)

 「人民網日本語版」2014年1月6日

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