ある県では13年の支付宝利用者のネットショッピング平均利用額が4万元を超えたと聞いたら、信じられるだろうか。これは浙江省義烏県で本当にあったことだ。義烏県だけではない。平均利用額が2万元や3万元を超えた県はほかにもたくさんある。
13年の決算報告はネット消費上位100県(市)を初めて発表した。それによると、上位10県市には浙江省義烏県、江蘇省昆山市、江蘇省常熟市、浙江省楽清市、福建省晋江市、浙江省蒼南県、浙江省瑞安市、浙江省慈渓市、江蘇省江陰市、江蘇省呉江市が並んだ。
統計によると、上位100県市は主に江蘇省、浙江省、福建省の3省にかたまっており、浙江省が最も多く36県市に上る。新疆維吾爾(ウイグル)自治区庫爾勒市はランキング末席の100位だったが、全国約2800県市の中からランク入りしたことに驚きの声が上がっている。
支付宝によると、上位100県市の利用者は13年のネットショッピング利用件数が一人あたり平均80件に達する。いわゆる「田舎の人」がこれまで味わうことのなかったネットショッピングの楽しみを享受しており、国内のサイトはもとより海外のサイトでも盛んに買い物している。江蘇省宜興市の利用者が最も流行に敏感で、利用者100人中9人が海外サイトを利用する。
支付宝の決算報告のプロジェクト責任者によると、上位100県市でのネットワーク経済の認知度や高いネット消費力から、三線・四線地域の支付宝利用者が過去1年間に持続的に増加したこと、消費パワーが急速に積み上がって内需拡大の潜在力がある県地域で爆発したことがわかるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年1月15日