2014年2月11日  
 

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中国を巡り貿易摩擦が頻発、原因を分析 (2)

 2014年02月11日08:35
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 ◆新興国との競争が激化

 新年早々、これほど多くの貿易摩擦に直面していることについて、沈報道官は「貿易摩擦は、中国が世界2位の経済大国、世界一の輸出国になったことに伴う現象であり、一定の必然性・長期性・複雑性を持ち、短期間内にこの局面を根本から覆すことは困難だ。一部の国家は経済回復が緩慢で、自由貿易の理念が弱まっており、保護貿易主義がエスカレートしている。また中国の輸出市場はバランス化が不十分で、輸出製品の先進国・開発途上国の製品との競争が激化しており、貿易摩擦を引き起こしやすい」と説明した。

 特に昨年より新興経済国の成長率が低下していることで、中国との貿易摩擦の増加を促した。中国商務部産業損害調査局の呉岩副局長は、「これにはまず、外部の要因がある。国際市場は近年低迷を続けており、中国の開発途上国・新興経済体に対する輸出が急増し、貿易摩擦がそれに伴い生じている。それから、国内の要因がある。中国はその他の開発途上国、新興経済体と近い発展段階にあり、製品構造・産業構造も似通っているため、双方の競争関係が非常に際立っている」と指摘した。

 中国商務部研究院総合戦略研究部の張莉副主任は、「今後の周期的な経済低迷中に、一部の先進国は中國に対して、より多くの保護貿易主義の手段を講じる可能性がある。現在の貿易保護手段には、新しい発展が見られる。これには輸出許可に対する管理の強化、国家安全審査、人民元相場の引き上げの強制などがあり、今後さらに多様化し、目に見えにくい形になっていく。ゆえに中国が2014年に直面する貿易摩擦は増加を続け、中国は依然として貿易摩擦が最多の国になると見られる」と分析した。

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