2014年2月13日  
 

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中国:春節後はインスタントラーメンで過ごすサラリーマン

 2014年02月11日08:17
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 春節(旧正月。今年は1月31日)に合わせて、1月31日から2月6日までが7連休となった中国。サラリーマンたちは7日から、朝9時から夕方5時まで仕事をするという生活に戻った。山東省済南市に住む庄洪生さんは、これまでは、車で通勤していたものの、新年から30分早く出てバスに乗ることにしたという。「計算してみると、こうすると1日あたりガソリン代と駐車場代20-30元(約340-510円)を節約できるから」と庄さん。新華網が報じた。

 庄さんを「節約生活」に踏み切らせた原因は春節期間中の出費だ。贈り物、友人との食事、祝儀などにかけたお金が経済能力を超えてしまったのだ。春節などの行事が終わるたびに、庄さんのようなサラリーマンはひもじい生活を余儀なくされる。

 深センで働く許皓さんも7日、「微博(ウェイボー)」で、「春節にお金を使い過ぎた。今日から1カ月、インスタントラーメン生活。財布のひもを締めなければならない」とつぶやき、ラーメンを食べている画像をアップした。

 取材をしてみると、多くのサラリーマンの春節期間の支出のうち、帰省に必要な交通費や親戚や友人との食事、贈り物、新しい服などが大部分を占めていた。北京で仕事をしている張浩然さんは貴州省出身で、毎年春節の時期になると飛行機で帰省している。張さんは、「月給は約3000元(約5万1千円)。往復のチケットだけで1カ月の給料が飛んでいく」と嘆く。

 親戚や友人に渡す贈り物や祝儀もサラリーマンにとって大きな負担となっている。江西省出身の万晶さんは取材に対して、「親戚の子供が7人いる。1人につき200元(約3400円)あげても、最低1400元(約2万3800円)必要。加えて祝儀として夫婦両方の親に4000元(約6万81千円)、祖父母に5000元(約8万51千円)。これだけで、1万元(約17万円)以上になる」と嘆いた。

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