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北京市で初のH7N9死亡例

 2014年02月07日16:54
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 北京市衛生計画出産委員会の発表によると、5日夜、同市で今年2人目の鳥インフルエンザ(H7N9)感染患者が確認された。現在重体で、地壇病院で治療を受けている。発病前にニワトリ20羽を屠殺・販売していた。北京市では1月23日に初の感染者が確認され、1月30日に死亡した。北京市衛生計画出産委員会は、春節(旧正月)の帰省から北京に戻る人たちが増加することで、市外から感染者が入ってくる可能性を排除できず、重症例や死亡例も発生しうるとしている。京華時報が伝えた。

 昨年の鳥インフルエンザ(H7N9)発生から現在までに、北京市では発病者3人とウイルス保有者1人が報告された。4人はいずれも生きた鳥との接触があった。

 北京市初の鳥インフルエンザ(H7N9)感染例は昨年4月13日に報告された。患者は7歳の女児で、発病前に父が生きたニワトリ60羽を購入、販売していた。地壇病院での治療を経て、女児は7日後に退院。両親も隔離を解除された。その後4月15日には、父の家禽販売と関係のある人々へのスクリーニング検査の過程で、健康なウイルス保有者、4歳の男児が発見された。男児は臨床症状が全くなく、数日間の医学観察を受けた後に退院、帰宅した。

■新たな感染や死亡例の可能性も排除できず

 今年1月以来、北京市ではH7N9の感染例が2例報告された。北京市衛生計画出産委員会の専門家は全国と北京市の感染状況の推移について分析した結果、H7N9は人から人への感染力はないが、鳥から鳥への感染が続いているうえ、春節前後で人の移動が増加し、家禽類の輸送と取引が頻繁なこと、今年の冬の気温が高め、降水量が少なめで、ウイルスが増加しやすい環境にあることから、市内での人への感染や、市外から感染者が入ってくる可能性を排除できず、重症例や死亡例も発生しうるとしている。

 北京市衛生計画出産委員会は、春節で帰省した人たちが一斉に北京に戻ってくることで、市外から鳥インフルエンザが持ち込まれる可能性があるとしている。感染者を直ちに発見するため、すでに全市の医療機関にインフルエンザ様症状と原因不明の肺炎に対する監視の取り組みを強化し、監視範囲を拡大し、H7N9ウイルスと他の呼吸器系病原微生物を早期に発見するよう指示した。また、重症例への治療を強化し、市レベルの専門家の力を発見して、治療成功率を高めるよう指示した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2014年2月7日

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JANE   2014-02-0858.68.145.*
予防対策をきちんと行わないと…