国内主流自動車メーカーが初の戦略的連盟

　広汽集団と奇瑞汽車は6日に北京で、戦略的連盟の協力調印式を行った。国内で主流の自動車メーカーが戦略的協力に向けた連盟を発足させたのは、今回が初めてのケースとなる。双方は今後、合意に基づき、「誠実、平等、実務的、開放的、相互利益」を原則として、自動車の開発、エンジンの組立、重要部品、研究開発の資源、省エネ・新エネルギー車、国際業務、生産管理などの分野で協力を進めていく。「人民日報」が伝えた。

　広汽集団の張房有董事長（会長）によると、同集団と奇瑞汽車はいずれも国が重点的に支援する、自動車産業の各種資源を包括的に備えたメーカーだ。双方の協力の狙いは、中国自動車産業の構造調整とグレードアップを推進することにある。目下、同集団は乗用車、商用車、部品、オートバイ、金融業務を含む自動車関連サービス、保険サービス、技術の研究開発という6つの業務を柱とする産業局面を形成しており、合弁による協力、より上を目指した管理、独自ブランドなどの分野では優勢だ。奇瑞汽車は国内独自ブランド車の分野での模範的企業であり、完成車、エンジン、一部の重要部品の研究開発能力、知的財産権、中核技術を備え、今では独自ブランド車の国内最大の研究開発企業、生産企業、販売企業、輸出企業となっている。（編集KS）

　「人民網日本語版」2012年11月8日

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