中国の富裕層、北京が全国最多に
興業銀行と胡潤研究院が共同発表した「2013年富裕層代替投資白書」によると、中国の資産総額が1億元(約16億円)以上に達する富裕層は6万4500人に達し、そのうち北京が最多となった。京華時報が伝えた。
同白書は、「昨年の中国のGDPは7.8%増となったが、不動産マクロ調整および株式市場からの影響を受け、富裕層の増加率がやや低下した。600万元(約9600万円)以上の資産を持つ富裕層の増加率は4%のみとなり、うち1億元以上の資産を持つ富裕層の増加率は過去4年間で最低の2%のみとなった」とまとめた。
地域別に見ると、多くの富裕層が優れた経済環境を持つ北京に事業の重心を移している。これを受け北京の富裕層が全体の17%を占め、全国最多となった。広東省は16.8%で2位に、上海は13.9%で3位になった。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年4月16日