太平洋百貨、三利百貨、貴友方庄店の閉店に続き、北京でもう一つのデパートが閉店となった。記者が10日に得た情報によると、イトーヨーカドー望京店が4月28日に営業を停止することになった。京華時報が伝えた。
イトーヨーカドーの関係者は昨日、「その他の店舗と比べ、望京店の経営は振るわなかった。経営不振の原因には、ECの影響、テナント料、人件費高騰の他に、望京店の位置するビジネス圏の熾烈な競争もある」と語った。
北京昭邑小売業管理コンサルティング有限公司のチーフコンサルタントの劉暉氏は、「望京店の閉店の根本的な原因は、北京で商業プロジェクトが余剰になっていることだ。景気が良かった頃は、経営が順調だと思われたが、大環境に変化が生じると問題が表面化した」と分析した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年4月11日