2014年2月7日  
 

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スマホに「鼻」を搭載、室内の大気汚染情報を把握

 2014年02月07日14:04
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 スマートフォンは「聞く・話す・読む・書く・見る」の5つの機能を備えているが、人類の最も古い情報獲得手段である「匂いをかぐ」という機能は、これまで搭載されていない。

 中国室内環境モニタリング業務委員会がこのほど開いた、「室内煙霧防止シンポジウム」で明らかになったところによると、「室内・車内環境をモニタリングするモノのインターネットシステム」により、携帯電話のこの難題が解決される可能性がある。室内環境モニタリング装置は大気中から「かぎとった」情報を、ネットワークを通じて携帯電話に伝送する。光明日報が伝えた。

 同委員会の宋広生副秘書長は、「室外の大気モニタリング情報は現在、携帯電話により容易に入手できる。しかし室内の大気汚染情報についてはやや困難だ。室内外の環境に存在する科学汚染物、極小微粒子、生物汚染は、室内環境の3大汚染物だ」と指摘した。これらの汚染物は、各家庭の状況により異なる数値を示す。同委員会は各社と協力し、このほど「室内・車内環境をモニタリングするモノのインターネットシステム」を自主開発した。室内に多機能測定器を設置することで、ホルムアルデヒド、PM2.5、一酸化炭素、二酸化炭素の濃度をリアルタイムで測定できる。測定されたデータは、無線LANによりオンライン上に集約されてから、利用者の携帯電話に伝送される。人が室内にいなくても、いつでも室内の大気品質を把握できる。同システムは空気清浄機や換気扇とセットになることで、室内環境汚染浄化のスマート化を実現する。(編集YF)

 「人民網日本語版」2014年2月7日

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