27日に開かれた「2014上海市スマートパーク発展フォーラム」において、上海市経済・情報化委員会ソフトウェア所長の朱宗堯氏は、初となる上海市スマートパーク試行地区リストを発表した。中国新聞網が伝えた。
同リストには、臨港産業区、康橋産業区、松江経済技術開発区、浦東ソフトウェアパーク、漕河涇新興技術開発区、市北ハイテクサービスパーク、越界創意区、「800秀」創意産業集約区、上海マルチメディアバレー、上海国際旅行・レジャー区、上海世博園(旧万博会場)、虹橋ビジネス区など、12のスマートパークが含まれる。
上海市経済・情報化委員会の劉健副委員長はフォーラム開幕の式辞の中で、「上海スマートパークの建設推進により、上海のスマート都市の建設を加速する。上海が一日も早く、革新駆動、モデルチェンジ発展を実現できるようにすることが目的だ」と述べた。
上海市スマートパーク発展促進会の範希平会長は、「産業パークは産業集約、モデルチェンジ発展の中心的な場、工業化・情報化の融合の主な担い手として、上海のスマート都市建設の中心領域の一つとなっている」と指摘した。
スマートパークの建設内容には、主に情報インフラ、オフィスのスマート化、不動産管理のスマート化、産業サービス、生活サービス、生態・環境保護、産業発展が含まれる。
上海市経済経済・情報化委員会は「上海市のスマートパーク建設の加速に関する指導意見」の中で、2020年までにハイエンド化・スマート化・生態化の新型パークの発展モデルを確立するとしている。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年5月28日