海西輝瑞製薬有限公司の生産基地が、29日に浙江省富陽市で正式に生産をスタートした。同公司は中国と米国の製薬分野における過去最大規模の協力プロジェクトの産物だ。新華社が伝えた。
同公司は投資額2億9500万ドル(約299億円)、登録資本金は2億5千万ドル(約253億円)。富陽市の生産基地には15億元(約244億円)が投入され、世界先端レベルの生産ラインが6本建設された。製品は抗ガン剤、抗生物質、心臓血管薬、糖尿病治療薬、ホルモン剤、向精神薬、免疫抑制剤など多岐にわたり、年間生産能力は2千万ボトル、15億錠に達する。
同公司は2012年の設立で、中国の製薬会社である浙江海正薬業株式有限公司と、160年以上の歴史をもち、研究開発を土台とした、世界最大の製薬会社・米ファイザー社が合弁設立したもの。株式の51%を海正薬業が、49%をファイザーが保有し、中国大陸部企業が株式を保有する合弁有限会社だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年5月30日