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AMPASが北京五輪の公式記録映画「永恒之火」を保存

人民網日本語版 2014年07月09日14:58

アカデミー賞の選考・授与を行う米国の映画芸術科学アカデミー(AMPAS)は現地時間7日、2008年の北京オリンピックの公式記録映画「永恒之火」をアーカイブに永久に保存することを発表した。同作品の制作会社「中央新聞記録電影制片廠」が8日に明らかにした。新華網が報じた。

オリンピックの公式記録映画は、国際オリンピック委員会(IOC)が、各大会組織委員会に制作するよう義務づけており、著作権もIOCにある。同映画は、中国では初開催となった北京オリンピックで繰り広げられた、忘れられない熱戦の瞬間を記録している。09年に完成した同映画は同年、カナダの「モントリオール世界映画祭」で「特別大賞」を受賞したほか、イタリアの「ミラノ国際スポーツ映像祭」でも「最高賞」を受賞した。

同作品の旗を振った前出制作会社の顧筠・総監督は、米ロサンゼルスで保存セレモニーに参加し、新華社の取材に対して、「映画界において世界で最も権威あるAMPASに保存され、とても光栄。ここに100年前の映画が保存されているのを見ると、100年後の人に『永恒之火』を通して、北京オリンピックの感動を伝えることができると感じ、保存の意義と永遠の価値を深く感じる」と喜びを語った。

AMPASは、世界各地の映画数万本を保存している。保存されているのは主に、アカデミー賞の受賞作品やノミネート作品、世界の主要な映画祭の受賞作品など。AMPASは厳重な管理の下、映画を保存し、著作権所有者の同意を経て、放映したり、学術研究に利用したりしている。(編集KN)

「人民網日本語版」2014年7月9日

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