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盧溝橋事件77周年 民間で高まる抗日兵士の支援 (2)

人民網日本語版 2014年07月10日09:08

 ▽民族の尊厳を守った元兵士に心を寄せたい

司会者:羅さんはいつこの公益基金会に加入されたのですか。

羅亜君:基金設立2カ月目の昨年4月に基金のメンバーとなりました。抗日戦争の元兵士にかかわり始めたのは2011年5月20日のことです。抗日戦争中の遠征軍の回顧展「国家記憶」の開幕式が深センで行われた際、「関愛老兵網」のボランティアがチャリティー絵葉書を売っていたのに出会ったのです。ボランティアの人たちは、生き残った元兵士の写真や情報の展示も行っていました。抗日戦争の元兵士がお年寄りになっていることに、この機会に初めて気付かされました。それが抗日戦争の元兵士に触れた最初でした。それから抗日戦争の元兵士を支援するボランティア活動に参加するようになり、どんどん真剣に取り組むようになりました。

司会者:現在の公益基金会の中心的なメンバーは何人くらいですか。

羅亜君:現在は5人です。管理委員会のメンバーを入れると9人前後です。

司会者:ボランティアは何人くらいいるのでしょう。

羅亜君:「関愛抗戦老兵網」のウェブサイトで登録している会員は4万人余りですが、普段各地で活動しているのは1000人余りです。

司会者:ウェブサイトの初志は、元兵士に関心を寄せ、その生活を支援することだとおっしゃいました。活動を通じてどのようなメッセージを伝えたいですか。社会全体で元兵士に関心を寄せるべきなのでしょうか。

羅亜君:70年以上前、中華民族が危機に陥った時、当時子どもだった人や学生、農民、さまざまな分野の人が、抗日戦争へと身を投じました。国土を守り、民族の尊厳を守るために戦ったのです。70年余りが経った今、これらの人々は年を重ね、平均年齢は92.5歳に達しています。彼らの多くが生活支援を必要としています。長い間にわたって一人で苦しんでいる人もたくさんいます。誰かが彼らを見舞い、彼らの魂に心を寄せなければなりません。私達のウェブサイトと基金の設立の初志は、多くの人、中国人の一人ひとりに、元兵士のことを心に刻み、彼らに心を寄せ、歴史を覚えてもらうことです。最も重要なのは、平和がいかに尊いかを知ることです。


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