世界最大の水陸両用機、中国が開発中 |
珠海市に位置する中航通飛華南飛機工業有限公司の責任者は27日、国産大型消火・海上救助水陸両用機「TA600」がすでに設計を完了し、全面的に試作機の開発段階に入ったと発表した。同機の構造の大型部品は、今年末に同社に交付され組み立てられる予定で、2015年頃に初飛行を実現する見通しとなっている。新華社が伝えた。
同社の傅俊旭董事長(会長)は、「この蛟竜600(旧称)は4発ターボプロップ総合救助機で、中国国務院の許可を得た3つの大型航空機プロジェクトの一つだ。同機は中国の森林の消火、海上緊急救助の需要を満たす。その重量はボーイング737を上回り、最大離陸重量は53.5トン、最長航続距離は5000キロに達する。同機の試作機が完成すれば、日本のUS-2を超える、世界最大の水陸両用機になる」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年7月28日