中国初の水上移動型浚渫工場がこのほど、武漢市で試運転を実施した。中国工程院院士の李圭白氏によると、この船型工場は8つの国家実用新案特許技術、5つの国家発明特許を持ち、1日あたりの浚渫量は1万立方メートルに達する。人民日報が伝えた。
李氏は、「同工場のすべての作業は船の上で実施される。施工中には騒音が発生せず、岸辺の土地を使用せず、二次汚染も発生しない。船ではろ過、殺菌、消毒、レンガ造りなどの一体化作業が可能だ。廃棄物を宝に変え、呼吸可能な、水を吸収できるレンガ舗装にする。浚渫中に処理された水は、国家基準のⅣ類水として湖沼に排出されるため、水資源の汚染・減少を起こすことはない」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年7月28日