同イベントでは、南京信息工程大学の1年生、林剛さんが自身が設計したモバイルバッテリーを展示した。林さんによると、「この充電器は前もって充電しておかなくても、手で持っているか、ポケットに入れておいて、データケーブルでつないでおくだけで、携帯に充電できる」という。
その秘密は温度差で発電するバッテリーだ。林さんは、「バッテリーの内部に半導体の材料の一種がある。その材料は内部の温度を下げ、内部と人体の表面に温度差ができる。その温度差を電気に変換する。普通の携帯なら2時間で充電できる」とし、「10月に125元(約2000円)で発売される計画」と明かした。さらに、今年中に、同機能を利用して、「携帯に取り付けるだけで充電できる」携帯カバーを作る計画という。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年8月5日