2014年8月6日  
 

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雲南魯甸地震、被害が深刻だったのはなぜ?

人民網日本語版 2014年08月06日16:41

雲南省昭通市魯甸県で3日午後、M6.5の地震が起き、多くの死傷者が出ている。それほど大きな地震ではなかったのに、被害が深刻だったのはなぜなのだろう?専門家は、今回の地震が大きな被害をもたらした原因について、▽地震の大きさ▽震源の浅さ▽被災地の人口密度▽家屋の耐震性の弱さ▽劣悪な天気--という5つの特徴をあげる。華西都市報が伝えた。

同省でM6.5以上の地震が発生するのは、姚安県で2000年1月15日に発生して以来14年ぶりで、昭通市魯甸県のほか、巧家県、昭陽区、曲靖市会沢県などでも死者が出ている。特に被害が深刻だったのは魯甸県だった。

魯甸県の平均人口密度は1平方キロメートルあたり265人(省の平均値の2倍)で、人口が密集している。また国家級の貧困県であるため経済発展水準は低く、家屋は土やレンガでできており、耐震設計がなされていない。一部の家屋は練り土の壁で荷重を支えているほか、かなり老朽化しており、耐震性が弱い。これも死傷者が増えた原因と言える。

同地震は震源の深さが12キロメートルと浅く、地表は激しい揺れに見舞われた。被災地の地形は険しく、構造も複雑で、地層が粉砕された。さらに現在は雨季にあたり、落石、地滑り、土砂崩れ、堰き止め湖などの二次災害も発生しやすい。


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