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広西チワン族自治区で新種の薬用植物3種を発見

人民網日本語版 2014年08月12日14:45

広西チワン族自治区の薬用植物園は9日、漢方薬の資源調査の際、新種の植物3種を発見したことを明らかにした。新華社が報じた。

発見されたのはウマノスズクサ科の植物2種類とクスノキ科の植物1種類。今回の調査ではさらに、中国新産属1種類、中国新産種2種類、同自治区新産種6種類も発見されている。

同植物園の責任者・繆剣華氏によると、同植物園は同省における今回の調査を主導しており、省内の複数の県で調査を実施している。前回の調査では、同省に漢方薬となる植物が4623種類あることが確認されている。同数字は、中国全土で2番目に多い。

壮(チワン)族の90%以上、瑶(ヤオ)族の60%以上が居住している同省では、数千年の歴史の中で、豊富な漢方薬の資源を生かして、少数民族が独特な治療技術を生み出してきた。

1959年に創設された同植物園には、薬用植物約8900種が保存されており、2011年には、「世界最大の薬用植物園」としてギネスブックに掲載された。8900種のうち約700種類は絶滅危惧種に指定されている。同植物園は今後2-3年の間に、保存する植物の種類を1万種に拡大する計画だ。 (編集KN)

「人民網日本語版」2014年8月12日

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