2014年8月8日  
 

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ツアーガイドが見た訪日中国人観光客の消費傾向

旅行目的が多様化、客の専門知識も豊富に

人民網日本語版 2014年08月08日16:10

日本政府による「観光立国戦略」の実施にともない、日本を訪れる中国人観光客が増え続けている。同時に、中国人観光客の消費コンセプトや消費パターンにもひそかな変化が生じ、観光市場に起きた新たな変化は、日本の観光業に課題をもたらすだけではなく、さまざまな新市場開拓のチャンスももたらしている。高品質の旅行サービスと個性化・差別化を特徴とした旅行商品を提供することが、中国人観光客のありとあらゆる需要を満たすための基本条件となっている。日本の華字紙「中文導報」が伝えた。

〇訪日中国人観光客の消費パターンに多様化の傾向

中国人観光客のガイド業に長年携わってきた豊和永健さんは、2013年下半期以降、訪日中国人観光客数が急速に回復していることを、しみじみと実感している。ガイドの立場から見て、過去の訪日中国人観光客のお目当ては、何と言ってもショッピングだったが、現在では、消費傾向に多様化が見られるという。良質の温泉が楽しめる高級日本旅館に宿泊し、神戸和牛、フグ、高級刺身などの美食を楽しむことにこだわる中国人観光客も、今では少なくない。

訪日中国人観光客が増え、日本を自分の眼で見て、日本について身を以て体験した中国人が増えるのに伴い、日本に対するイメージや印象にも、変化が見られるようになった。

豊和さんは、ガイドとして多くの中国人ツアー客と接する中で、中日両国の生活習慣や社会ルールに対する意識に大きな差があることを実感し、時にはばつの悪い思いも経験しているという。


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