公安部関連部門がこのほど明らかにしたところによると、公安機関はこのたび業務の中で、ソーシャルネットワークのソフトウエアを利用し、海外のサイトに掲載された数々のデマをインターネット上で編集捏造、発信、転送したネットユーザーがいることを発見した。「北京西四環路でまたしても正体不明の銃声が聞こえた」、「テロリストがドアを叩き暴力行為に及んだ」、「子どもの内臓を盗む人がいる」、「北京市通州区に地震雲が現れ、2日から6日の間に地震が発生する見込み」などといったデマだ。公安機関は法律に基づいて、ネットでデマを拡散した巫、王、馬、裴の4人を刑事事件の容疑者として勾留したほか、範、張、李、朱ら81人を治安上の理由から勾留したり、警告を与えたリする治安処分または教育訓戒とした。また法律に基づいて、安全管理責任が不十分なサイト16カ所を調査するとともに、期限付きで改善を求めた。
公安機関によると、ネットでデマを編集捏造、発信した場合は法的責任を負わなければならない。多くのネットユーザーが文明的な態度でネットを利用し、デマを信じたり広めたりしないことを願う。サイトにはセキュリティ管理を強化し、健全で秩序あるネット環境を共同で守ることを求めるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年8月10日