特筆すべきは、中国中央テレビ(CCTV)出身の李咏は、2003年から「非常6+1」の司会を務め大ブレーク。司会者の收入ランキングでトップに立ったほか、CCTVの司会者のギャラランキングでも上位に入った。しかし、近年は、各衛生放送のバラエティ番組が視聴者を伸ばし始めたほか、各衛星テレビも司会者の起用を市場化させたため、多くの司会者のギャラも高騰している。例えば、何炅は、1995年からCCTVの「大風車」の司会を務め、80年代生まれの若者の心を鷲掴み。同世代の若者の成長に合わせて、80年代、90年代生まれの若者に人気の湖南衛視の「快楽大本営」、「超女」、「快男」などの司会を務めるようになった。湖南衛視に所属したここ数年、何炅のギャラはウナギ登りになっている。
さらに、何炅は最近、2000年以降に生まれた若者のファン取り込みに力を入れている。例えば、今年、平均年齢13歳と中国史上最年少グループのTFBOYSとCMに出演したり、ミュージックビデオの製作に参加したりした。また、TFBOYSと共に、光線伝媒が製作し、8月から放送が始まる「少年中国強」に出演している。業界関係者は、「何炅が同番組出演を決めたのは、同番組が2000年以降に生まれた若者が得意な芸を披露する番組だから。同番組の視聴者やジャンルは、何炅が同世代の若者を取り込むのにうってつけ」と分析している。他の司会者と比べて、何炅は自分の得意分野における戦略をしっかりと持ち、若者の好みにしっかりと付いて行っている。そして、若い視聴者の心をつかんでいる。そのため、多くの企業が 若い雰囲気を持ち、若者に影響力のある何炅を起用したがるのだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年8月14日