「微博(ウェイボー)上のあなたの写真が、実物とかけ離れたとびきりの美男美女であることを、家族は知っていますか?」という言葉が、最近ネット上で流行している。昨今、多くの人が、フォトショップ(PS)など各種画像編集ソフトを利用して自分の写真を修整、よりグレードアップさせている。だが、就活中に、履歴書用写真も加工してしまうと、一体どのような結果が待っているのだろうか?沈さんのケースを一緒に追ってみよう。中安在線が報じた。
〇加工した履歴書用写真が原因で面接不合格、落ち込む本人
沈さんは、大学を卒業したばかりの22歳。彼女はこれまでに、数社の社員募集にWEB応募し、履歴書をオンラインで送付した。沈さんは、「履歴書貼付用に撮影した写真は、まったく生気がなかった。携帯では、さまざまな画像編集ソフトを手に入れられる。肌に艶を与えて、眼を少し大きくして、顎をちょっと尖らせ、頬に赤みを差すと、ずいぶん見栄えが良くなった。履歴書用写真を加工したのは、面接担当者に好印象を与えるためだった」と話した。
今月10日、沈さんは、安徽省合肥市宿州路にある大型ショッピングモールからの電話を受けた。ある化粧品メーカーが、売り場カウンターの販売員を募集しているという。翌日、さっそく面接に出向いた沈さんだったが、面接担当者は、履歴書の写真と本人とがあまりにも違うという理由で、その場で彼女を不採用とした。