2014年9月11日  
 

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「アップルウォッチ」デザインに賛否両論

人民網日本語版 2014年09月10日15:52

米アップル社は北京時間の10日に新製品発表会を行い、スマートフォン「iPhone」(アイフォーン)の「6」と「6 Plus」、腕時計型ウエアラブル端末「アップルウォッチ」を発表した。発表時間は中国では未明だったにも関わらず、アップルファンの熱意は冷めることなく、すぐさま「微博」(ウェイボー)やBBSに書き込みが行われた。アップルウォッチは賛否両論で、賛成派は「アップルウォッチはまた世界を変えた」などといい、反対派は「美しさが足りない、位置づけが微妙」などという。一番よく指摘されるのはアップルウォッチの四角いデザインで、平凡すぎる、これまでのアップルの「尖った感じ」が全然ない、ライバルの「moto360」にまったくかなわない、などとあまり評判は芳しくない。中国経済網が伝えた。

アップルウォッチは四角いデザインを採用し、側面にはデジタルクラウン(竜頭)がついていて、これを操作して画像を拡大縮小することができ、押せばホーム画面に戻れる(スマートフォン「iPhone」(アイフォーン)のホームキーに相当)。時計部分の背面にはセンサーがあり、ユーザーが手を挙げると自動的に画面が立ち上がる。レティナディスプレー、サファイヤガラス、防水機能を搭載。サファイヤガラスは非常に硬い材料で、耐摩耗性は普通のディスプレーの4倍に上り、ダイヤモンドに次ぐ硬さだ。カギやナイフでも表面に傷がつくということはない。

アップルウォッチの各種処理は「S1チップ」で行い、背面のLEDでは心拍数を計測することができる。「MagSafe」技術によるワイヤレス充電が可能で(「MacBook」の磁気プラグ吸着方式に類似)、本体を充電器に近づけると吸い寄せられて充電がスタートし、これにより充電器の差込口のないすっきりしたデザインが実現した。

アップルウォッチでできることは、電話、Siriの利用、メールチェック、カレンダー、地図ナビゲーションなど。心拍の計測、ジョギングの記録、「Apple Pay」を利用したモバイル電子決済も可能だ。

アップルウォッチには大小2つのサイズがあり、ベルトは6種類。今回発表された3モデルは、標準タイプの「アップルウォッチ」、スポーツタイプの「アップルウォッチスポーツ」、高級モデルの「アップルウォッチエディション」で、エディションには18金が使われている。価格はアップルウォッチが349ドル(約3万7千円)からで、来年初頭に販売を開始する予定だ。アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)が「革命的製品」と位置づけるアップルウォッチが、ウエアラブルスマート端末産業での地位を確立して、新たなトレンドを牽引できるかどうか、今はまだ未知数だといえる。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年9月10日

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