劉延東副総理は14日、ロシアのゴロジェツ副首相と同国ウリヤノフスクで中露人的・文化協力委員会の第15回会議を行った。新華網が伝えた。
劉副総理は「今回の会議は今年5月に上海で行われた両国首脳会談の重要な共通認識の実行をさらに進め、来年の人的・文化協力の方向性と重点分野を決定し、両国首相の第19回会談の年内実施に向けた準備を行った。中国側は本会議で合意した9大分野の協力事業を全面的に実行に移す。両国は『百校万人』大学生交流活動を行い、留学生の相互派遣規模を拡大し、2020年には10万人にまで増やす。来年中露は歴史を銘記し、未来を共に築くため、世界反ファシズム戦争ならびに中国人民抗日戦争勝利70周年を共同で慶祝し、人的・文化分野でも一連の行事を行う。両国が引き続き第6回中共党大会跡地の修復作業をしっかりと行い、言語教育協力を深化し、中露イノベーション対話を行うことを希望する」と表明した。
ゴロジェツ副首相は「露中包括的・戦略的協力パートナーシップは成熟し、安定している。ロシアは両国の人的・文化協力水準に満足している。中国側と共に努力して、両国の人的・文化協力のより深いレベル、より広い分野への発展を促し、両国関係を支える社会的土台をさらに打ち固めたい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年9月16日