2022年冬季五輪招致に立候補している河北省張家口市は22日、北京環境衛生工程集団と環境衛生の面で協力することで合意した。共同で「京張環境公司」を立ち上げ、同市に資金や技術、環境衛生をめぐる経験を提供することで、北京と河北省の一体化モデル地域構築を目指す。法制晩報が報じた。
北京と張家口市が共同で冬季五輪誘致を目指すことが決まって以降、環境衛生の分野での一体化を目指す提携が実現したのはこれが初めて。北京と河北省の環境衛生水準向上が期待されている。
同集団は今後、張家口市に北京をモデルとした環境衛生管理の経験を提供するほか、同市と共同で会社を立ちあげて、政府によるサービス調達というスタイルを採用し、張家口市に一体化環境衛生サービスを提供する。環境衛生作業における密接な連携を実現するのが狙いだ。
一体化が進められるのは、張家口市と五輪開催時の沿線都市で、08年の北京五輪時と同等の基準を採用し、指定の地域では環境衛生一級基準を、その他の区域では環境衛生二級基準を実行する計画だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年10月23日