中国兵器工業集団が発表した情報によると、同社傘下の夜視集団紅外股フェン公司は森林防火警報システム「HJK-SF20」の開発に成功した。
同システムは森林の火災状況の早期警報を中心とし、世界でも先進的な赤外線サーモグラフィ技術を採用し、無線通信およびネットワークによる遠隔操作機能、GIS技術、霧見通し技術、ブレ防止技術、デジタル画像処理技術などのハイテク技術を結びつけた、森林防火および資源管理に総合的に活用されるハイテク製品だ。同システムは森林防火指揮センターと直接連結し、迅速な発見と反応の他に、効果的な地理情報を提供し、対応策の制定に効果的な技術支援をもたらす。
同システムは雲南省保山地区施甸県大亮山善洲造林地に設置されている。年末までには、全省の各林業保護区、重点造林地などに普及する見通しだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年10月27日