中国の王毅外交部長は7日夜国家会議センターで、APEC閣僚級会議出席のため中国を訪れたケリー米国務長官と会談し、中米関係やオバマ大統領の中国訪問の準備作業などについて意見を交わした。
王部長は、「中米が新型大国関係の構築に取り組むことは両国に福祉をもたらすだけでなく、世界にも安心させる。双方が新型大国関係を構築する意欲を実際の行動に移し、具体的な成果を収めるよう促すべきだ」と述べると共に、「オバマ大統領のAPEC非公式首脳会議への出席や中国への公式訪問を非常に重視している」とし、双方が共に努力し、オバマ大統領の中国訪問及び両国の首脳会談が成功を収めることを確保し、中米関係を新たなレベルにまで引き上げていくことに期待を寄せた。
ケリー国務長官は「米中関係は世界で最も影響力を持つ二国間関係である。両国が重要な国際問題や多国間の場で支持しあうことが双方の利益に合致している。オバマ大統領がまもなく中国に対する公式訪問を期待している」と述べ、中国側と共に努力し、オバマ大統領の訪問が積極的な成果を収めることを確保し、米中の新型大国関係の構築を推進していく考えを示した。
中国国際放送局日本語版 2014年11月8日
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