「海外学歴・学位認証報告(2013)」がこのほど北京で発表された。これによると、2013年に中国教育部(省)留学サービスセンター(CSCSE)が行った域外・海外の各種学歴・学位認証件数は11万3588件と、2012年比19.4%増加した。このうち、海外の学歴認証件数は、同21.7%増の9万9699件だった。
CSCSE の孫建明センター長は、「国家分布をみると、昨年、計84カ国の学歴認証申請を受理した。84カ国のうち、学歴認証申請を初めて受理したのは、スリナム、ジャマイカ、イラク、カメルーンの4カ国だった」と話した。
データによると、2013年にCSCSEが受理した英国の学歴認証申請は、前年比39%増の3万253件、海外学歴認証申請総数の約30%を占め、国別でトップとなった。
孫センター長は、「他の国と比べ、英国で学ぶ中国人中学生の留学期間は比較的短いという特徴があり、その多くが1年で留学を終えている。英国の学歴認証申請者のうち84%は留学期間が1年以下だった」と指摘した。
また、2013年に米国の学歴認証申請件数は1万428件と、2012年比46%増と大幅に増え、オーストラリアを初めて上回り、英国に次ぎ第2位となった。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年11月28日