米商務省海洋大気庁(NOAA)の最近統計データによると、2014年1月から10月の平均気温は、1880年の観測開始以来、最も高い記録となった。今年は、観測史上最高だった2010年を上回り、最も暑い1年となる見込みが高い。米CNNテレビ(電子版)の11月30日付報道を引用して人民網が報じた。
今年1月から10月までの世界の平均気温は14.78℃と、20世紀の平均気温に比べ0.68℃高かった。気温が上昇した主な原因のひとつとして、太平洋東北部や赤道近くの海洋表面温度が過去最高を記録し続けたことが挙げられる。陸地でも、北欧、西欧、ロシア極東などの地域で記録的な高温となった。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年12月1日