中国気象局は8日、公式微博(ウェイボー)で2014年上半期・全国省都・直轄市最高気温ランキングを発表した。今年1月1日から6月30日までの最高気温を見ると、石家荘・北京・天津が、「4大かまど」と呼ばれる武漢・南京・重慶・南昌を押さえ、上位3都市に入った。今年に入ってから最高気温が40度を超えたのはこの3都市だけだった。北京晩報が伝えた。
猛暑日(最高気温が35度以上)の日数を見ると、海口市が28日でトップ、最大継続日数は12日間だった。北京は5日で8位、最大継続日数は2日間だった。
5月下旬、北京・天津・河北地域では暖気団の影響で気温が急上昇した。北京では5月29日、高温警報の発表が始まって以来初めてとなる高温赤色警報(最高レベルの警報)が発令され、同日の気温は41.1度に達し、同期としては過去最高記録となった。
中国気象局が5-6月に発表したデータによると、夏入りして以来、中国南部では降水が多く、5月には5回大規模な大雨に見舞われ、6月の豪雨も6回に上った。相次ぐ降水の影響で、南方の気温上昇がやや収まっている状態だ。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年7月9日