(4)メキシコによる中国高速鉄道の落札取り消し
11月7日、メキシコ大統領は中国企業による同月3日の高速鉄道事業の落札を取り消すとともに、改めて入札を行うと発表した。中国鉄建株式有限公司が率先してプロジェクトを落札し、人々を興奮させてから、落札が取り消されて人々が呆然とするまで、わずか数日の間に中国高速鉄道は感情が激しく揺れる「ジェットコースター」を経験した。興味深いのは、李克強総理が11月11日に北京でメキシコ大統領と会談した際、中国高速鉄道をあらためて援護し、結果は完全に公正で合法的なものであると強調したことだ。