米旅客機が日本の空港に緊急着陸　12人が負傷

17日、乱気流に巻き込まれ成田国際空港に緊急着陸した航空便の乗客。

国土交通省は17日、アメリカン航空のボーイング777型機（AA280便）が乱気流の影響により、17日未明に成田国際空港に緊急着陸し、これいより少なくとも12人が負傷したと発表した。新華網が伝えた。

共同通信が国土交通省成田空港事務所の情報として伝えたところによると、AA280便は16日18時15分に韓国のインチョン（仁川）空港を離陸して米ダラスに向っていたが、離陸１時間後の日本領空通過時に乱気流に巻き込まれ、17日未明に成田空港に緊急着陸した。

成田空港事務所によると、同便には乗客240人と乗組員15人が搭乗していたが、少なくとも12人が負傷し、うち2人が骨折などの重傷だという。

2つの強い低気圧の影響により、16日午後、成田航空地方気象台は乱気流が発生しやすいとして注意を呼び掛けていた。（編集YH）

「人民網日本語版」2014年12月18日