3号ターミナルビルのタクシー乗車エリアに立てられた相乗りを推奨する看板。
空港でタクシーに乗るために長い列を作って並ぶのが、多くの人の悩みの種となっている。北京首都国際空港はこのほど、そのような状況を改善すべく、3号ターミナルビルに、タクシーに相乗りしたい人が集まる区域を設置。最短で5分も待てば、相乗りができる。同サービスを利用すれば、待つ時間を短縮できるだけでなく、タクシー代の節約もできる。法制晩報が報じた。
同サービスを提供するのは、中国の空港では同空港が初めて。上海や広州(広東省)などの大型空港でも、同サービス設置を検討している。
7割以上「相乗りしてもいい」
北京国際空港は今年6月、タクシーの相乗りに関する意見を募集した。
調査の結果、回答者の75%が「他の乗客と乗り合いしてもいい」と回答した。ただ、40%が「同じ場所に向かう乗客を探すのは難しい」、55%が「知らない人と一緒に乗るのはリスクが伴う」、53%が「相乗りするなら、北京首都国際空港が出しているアプリを使う」と回答した。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年12月12日