リベリアの首都モンロビアの病院で超音波検査をする中国医療チームのスタッフ=10月23日。
中国が建設援助するエボラ出血熱治療センターの建設資材を載せた専用機が現地時間26日午前、リベリアの首都モンロビアに到着した。これは、中国のリベリア・エボラ出血熱治療センタープロジェクト先遣隊が25日に現地に到着したことに続く、中国の西アフリカ諸国に対する第4陣の援助の重要な措置となる。
世界保健機関(WHO)が25日に発表した最新の報告書によると、エボラ出血熱の感染者数が23日までに、計8カ国で疑わしい人も含め1万141人に達した。うち死者数は4922人。8カ国はギニア、リベリア、シエラレオネ、ナイジェリア、セネガル、米国、スペイン、マリ。医療関係者の感染も450人に達し、244人が死亡している。
中国疾病予防コントロールセンター移動実験室検査チームは26日、25日までの過去28日間に、計801件のエボラウイルスのサンプルを検査し、そのうち451件から陽性反応が出たと発表した。