2014年12月22日  
 

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在中日本人学者「日本の友好の声は、批判の声にかき消される」 (2)

人民網日本語版 2014年12月22日07:49

中国に対する誤解を解き、日中関係を改善するプロセスにおいて、日本は何をすべきなのか?まず、今後は先入観や偏見で中国をみないことだ。中国は近年中国共産党の理論や政権政策の対外宣伝力を強化しているが、日本では未だに大きな効果は得られていない。これは日本人が「共産主義国は国家によって情報が管理され、共産党に不利な情報の流出が禁止されていると考えているからだ。現在、中国では、情報の透明度が徐々に高まっており、実際、日本人が考えているような状況とは異なる。今後もこのような先入観で中国を見れば、中国の真実の姿は理解できない。

次に、日本は国内のさまざまな意見の声を受け入れるべきだ。現在、日本国内の中国の見方の大部分がマイナス面を強調しており、客観的な意見を持つ人は少数派だ。しかも、客観的な意見を出した途端、ネット上ではすぐに「売国奴」や「中国の犬」といった批判が殺到する。どのような意見にも一理あり、異なる意見を相互にぶつけあえる雰囲気作りが非常に重要だ。

当然、日本の政治が右傾化しても、日本人には理性的な声が存在している。さもなければ、憲法改正反対運動などの抗議活動は起こらないはずだ。同様に、日本国内の中国に対する見方も同様であり、中国を客観的に見て、分析する声は今も存在する。この点は、無視することはできない。(編集MZ)

「人民網日本語版」2014年12月22日


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