「2014年大気清浄10大キーワード」が発表　「APECブルー」が首位 (3)

○権威発布（権威ある発表）

晴天か煙霧かは、誰でも一目でわかる。しかし、大気質の良し悪しや大気汚染レベルは観測や解析が必要だ。科学的数値、つまり正確に言うと大気質情報は、生産や生活の指導や、緊急警報の発令のほか、大気汚染対策管理のための技術的サポートを行うことができる。国家の規範に基づく、世界の先進的な基準による観測ネットワークを構築し、大気質情報を適宜、正確に人々に通知しなければならない。

○協同共治（協同して共同対策）

北京・天津・河北における協同的な発展は、中共中央や国務院が推進する長期的発展戦略の一つだ。まずは「三大目標」の一つとして、地域内の大気汚染の防止・抑制について協力しながら全面的、かつ着実に推し進めている。メカニズムの構築、政策の作成、共同対策など、1年の努力を経て、地域内の大気質はある一定の改善が見られたほか、主な汚染物質の排出量もすべて減少した。2014年のアジア太平洋経済協力（ＡＰＥＣ）会議非公式首脳会議における大気汚染防止対策の任務も成功裏に終わり、地域内の共同対策の一つの成功事例といえよう。

○清新過年（クリーンな年を迎える）

今年の春節(旧正月)は、ボランティアの支援要請が発動されたことで、市民からの大きな反響を呼んだ。その結果、爆竹や花火をあげる人も減少し、北京はクリーンな春節を迎えることができた。これは、一般市民が、大気汚染防止の最大の動力および頼もしい力となることを十分に体現している。クリーンな春節を迎えることが、より一層クリーンな毎日を迎えることにつながる。環境保護の理念を広め、ボランティア活動に参加する、あるいは環境に配慮した交通機関を利用し、環境汚染の違法行為を通報するなど、「いつも青い空」を実現するために、一般市民がやるべきことはたくさんあり、また大いに活躍することができるだろう。（編集MZ）

「人民網日本語版」2014年12月24日