中国の大学生と交流
北京に降り立ったメンバーたちは、首都国際空港からバスに乗り込むと、すぐに交流に積極的な姿勢を見せた。訪中日程では中国人民大学の学生との交流が企画されていたのだが、彼らは到着後すぐに交流時間をもっと長くしてほしいと要望したのだ。
22日、中国人民大学で「中日両国における国民感情の悪化」について訪中団と中国人民大学日本語学科の学生の間で意見が交わされた。5組に分かれ行われた討論は、各組で熱のこもった話し合いになった。そこでは、言語の壁を粘り強く解消し、中国と日本に横たわる壁を乗り越えようとする両国の青年たちの意気込みが見られた。核心に迫る発言や両国の政治、経済などに対する積極的意見も多く出るなど、青年同士の交流ならではの熱気が感じられた。