2014年12月17日  
 

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中国著名音楽家 「南京を題材にしたミュージカルを日本で上演したい」

人民網日本語版 2014年12月17日14:08

葉小鋼氏

12月13日は最初の南京大虐殺犠牲者国家追悼日だった。前日12日の夜、ミュージカル「永遠に忘れない」が北京の国家大劇場で上演された。同ミュージカルには、中国の著名な作曲家、葉小鋼氏による「遥か遠い我が南京」や「平和祭」第三楽章の二つの作品も含まれていた。「作品は歴史を銘記し、平和を大切にする」というテーマを際立たせている」と説明する葉氏は、「困難だとは思うが、将来南京をテーマにした自分の作品を日本で上演し、ミュージカル作品を通して日本人に、中国人の心理的な葛藤や抵抗、苦しみ、希望や憧れなどを感じとって欲しい」という願いを語った。光明網が伝えた。

チェロ協奏曲「遥か遠い我が南京」は2005年に作曲された。奇しくもその年は、抗日戦争や世界反ファシズム戦争の勝利から60周年を迎えた年だった。観る人を深く感動させる同作品には、葉氏独自の観点による南京や平和への賛歌が込められている。

「6つの王朝の都が置かれた古都、南京がこのような大虐殺の舞台となったことに対し、中国人一人一人に態度を表す責任がある」と語る葉氏。楽曲「遥か遠い我が南京」の中には、中国国民の重苦しい気持ち、怒り、抗争、そして未来への希望が含まれているという。

中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館(南京大虐殺記念館)の増築工事が着工された2007年、葉氏は再び南京を題材にした作品に挑戦した。この合唱交響曲「平和祭」は北京で2008年に初演された。


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