「媳婦的美好時代」がスワヒリ語に翻訳され、11年に同国で放送されて以降、「金太狼的幸福生活」(13年)など多くの中国ドラマがタンザニアやケニア、エジプト、セネガル、ザンビアなどのアフリカの国々で放送された。現在、多くのアフリカの人々が、ドラマを通して中国社会を知り、中国に興味を持つようになっている。このように、ドラマ・映画が、中国とアフリカの国民の距離を縮めるツールとなっている。
在タンザニア中国大使館の劉東・文化参事官は取材に対して、「現在、タンザニアで放送されている中国ドラマ5作品も大ヒットしている。特に、家庭をテーマにしたドラマが人気。タンザニアの人々も家庭で、中国の人々が経験している問題に直面しているため、共感を呼んでいる。そのほか、奮闘記のドラマも若者に人気。これらは、在タンザニア中国大使館や中国国家新聞出版広播電影電視(ラジオ・映画・テレビ)総局、中国国際広播電台(CRI)などが厳選したドラマ。在タンザニア中国大使館は、タンザニアからの提案などを基に、意見を出している。タンザニアの人々はドラマを通して中国を知るようになっている。ドラマが中国との距離を縮め、自然と中国に注目するようになっている」との見方を語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年1月5日