(7)起こらないこと
経済成長が鈍化した後、上昇に向けた潜在力のカギは債務と労働力市場の情況が好転するかどうかにある。クレディ・スイスのエコノミスト陶冬氏は、「少数の約束違反が発生する可能性はある。だが政府と中央銀行はなんとか方法を考えて流動性をシステム内で流動させ、約束違反が大きな波瀾を起こさないようにしたい考えだ」と話す。米国財務省の元調整役のデビッド・ロビンガー氏は、「サービス業の伸びの加速と労働人口の減少に伴い、中国は低い成長ペースの下で雇用を創出していける」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年1月7日