伝統的な意義の観光旅行のほかに、中国人観光客はこれまで以上に旅行体験の濃密さやクオリティ、同時に旅行がもたらす付加価値を重視する傾向にある。特に、昨年後半から、米ドル、円など多くの国の対人民元の為替レートが下落傾向にあり、これが海外旅行ブームをますます高める一因となっている。特に、海外旅行先として日本の人気は顕著だ。統計によると、昨年11月から現在まで、北海道、関西などの人気観光地を訪れた中国人観光客数は、前年同期比70%以上の増加となっている。
2015年、中国人観光客にとってビザ(査証)に関する新たな嬉しいニュースが届いた。日本は、2015年1月19日から、中国人観光客向け観光ビザの発給要件の緩和を実施するとともに、マルチビザの有効期限を5年間に延長する。昨年日本に訪れた中国人観光客数は約250万人だったが、今年は400万人の大台を超えることが期待されている。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年1月14日