河北省訪日団、長野県と観光など多分野での協力に合意 (2)

協力合意文書に署名する双方

今回、河北省代表団は26日から30日までの日程で訪日し、日本の設備・製造、化学、環境保護、医療介護、冬季スポーツ、観光、アニメ・漫画など数多くの領域の関連企業と協力関係を結ぶ意向だという。

代表団一行は、河北省張家口市と北京市の二都市共催で招致活動をしている2022年冬季五輪開催準備に向け、1998年の長野冬季五輪の成功経験を考察するために長野県にも訪れた。

張慶偉氏は、インタビューに応え、「今回の訪日の主な任務は両国の地方間の交流を推進し、現在実施している北京、天津、河北協同発展戦略や「1ベルト・1ロード」（「シルクロード経済ベルト」と「21世紀海上シルクロード」）戦略、2022年冬季五輪招致などを契機に、河北省と日本関連分野との間の融資を促進し、基礎インフラ設備など各分野で協力することだ」と述べた。

このほか、共同国際チャーター便プロジェクトに関しては、現時点で、石家荘と東京、大阪間の国際チャーター便が今年4月初旬に就航する予定だという。（編集MZ）

「人民網日本語版」2015年1月29日