(4)煙霧数値が計測不能に
春節連休中、あちこちで爆竹の音が響き渡り、全国各地で「煙霧に覆われた都市」が誕生した。旧暦大晦日、130都市で花火と爆竹の使用が禁止され、530都市以上では、使用の制限措置が発表された。だが、「史上最も厳しい禁止令」が敷かれたにもかからわず、全国各地では爆竹によってPM2.5濃度は急上昇、測定器による測定が不能となるケースが相次いだ。2月18日(旧暦大晦日)午後8時から19日(元旦)の午前10時までに、中国全国で、大気の質が6級(深刻な重度汚染)レベルに達した都市は106都市に上り、このうち、河北、遼寧、北京などの省市では、深刻な重度汚染の状態が継続した。