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各国、あの手この手で「中国人観光客争奪戦」を展開 (2)

人民網日本語版 2015年02月28日10:10

春節の日(2月19日)、バンコク・スワンナプーム国際空港は、お正月の飾りつけで一新した。電子掲示板には中国人観光客を歓迎する言葉が表示されている。タイ観光局の高官は、中国人観光客を出迎えるため、空港で待機していた。カタールのハマド国際空港には、春節前に、面積165平米に及ぶ「中国館」が設営された。ここは、中国人観光客の出迎えに利用され、連休中にクレジットカードを利用した際のフィードバックサービスを行っている。ネパールでは、街中の商店の入り口に、「人民元使えます!」「絶対にガッカリさせません!」「安心保証!」さらには「当店のステーキは上等品だを保証します!」など、中国人観光客をターゲットとした、大きな漢字で書かれた誘い文句が貼られていた。

韓国紙「中央日報」の25日付報道によると、「春節というチャンスを利用して、中国人観光客を韓国人客と同じと見なす」ことが、韓国流通業界に浸透している共通認識という。老舗デパート・新世界百貨店で営業戦略を担当している洪定標氏は、「中国人観光客は、もはや外国人観光客の範疇ではない。彼らは、中心的な内需顧客と見なされている」と指摘した。

オーストラリアは1月、中国と新たな航空協力契約を締結、北京、上海、広州からオーストラリアのシドニー、メルボルン、ブリスベン、パースを結ぶ路線の座席数を4千席増加した。「中国のヒツジ年を歓迎します!もしかしたら、ヤギ年?」といったユーモラスな言い方が、オーストラリアのメディアに頻繁に登場するようになった。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年2月28日


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