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ガンの80%以上は生活習慣が原因 習慣改善で予防を (2)

人民網日本語版 2015年03月04日15:25

食習慣もガンの原因となる。食道ガンの発症率が高い中国の地域における流行病学調査では、食道ガンの患者の多くが、熱い飲み物や硬い食べ物を好み、食べるスピードも速かった。消化器系のガン、特に食道ガンや胃ガンの患者には、「非常に熱い食べ物が好き」という共通点があり、いつもできたてのおかずを好んで食べていた。その他、赤身の肉や加工肉は、大腸ガンのリスクを高める。

出かけるときはいつも車で、階段は使わずにエレベーター、会社ではいつも椅子に座っている。そんな運動不足も健康を損なう原因となっている。ある研究では、頻繁に運動をすると、大腸ガンや乳ガン、肺ガン、子宮頸ガンのリスクが下がることが分かっている。

最後に、ストレスもガンの「促進剤」となってしまうことを忘れてはならない。ある学者が約50年分の資料を集めて行った研究では、憂鬱だったり、イライラしたり、失望したり、悲しい気持ちになったりすると、ガンの原因となってしまう。そのような感情が1-2年続くだけで、病気の原因となってしまう。米国の専門家がガン患者500人を対象に行った調査では、いずれにも精神的苦痛を抱えた過去があった。また、長期にわたって精神的、感情的に不安定になると、ホルモンのバランスが崩れたり、リンパの機能が低下したりし、免疫力が低下することも、研究で分かっている。つまり、免疫力が強いか否かがガンに影響するということだ。(編集KN)

「人民網日本語版」2015年3月4日 


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