林建岳氏(左)と呉宇森氏(右)
独特なスタイルのサスペンスアクション映画である「追捕」は、中国では1978年に公開された。文化大革命終了後、最も早くに中国大陸に入って来た外国映画であり、当時中国を一世風靡し、観客たちの熱狂的な反応を呼び起こした。物語は、無実の罪を着せられた現職の検察官が、執拗な刑事の追跡をかわしながら、真犯人を追っていくというもの。高倉健は、検察官である杜丘役を演じ、何世代にわたる映画ファンが憧れる映画スターとしての地位を確立した。ヒロインを演じた中野良子も一躍銀幕の女神となった。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年3月20日